2020年1月17日金曜日

鏡餅と4色あられ


お正月に家の4カ所にお供えする鏡餅は、白、粟、ニッキ、青海苔を3段重ねにします。
庭のお社に一番大きな鏡餅、台所の神棚、離れの神棚、仏壇。
白餅ばかりでは飽きて食べないので、昔から色餅を鏡餅にしています。
きっと、色の鏡餅は珍しいと思いますが・・・

今年のお正月3が日は、暖かく雨も降らなかった為、鏡餅が乾燥してかなりバリバリ。
4日に切る時も、大変でした。
端っこや割れて形の崩れた物を、主人がせっせとあられ状に切って、直径50cm程のザルに広げると一杯になりました。
鏡餅の端っこは煮ても焼いても堅いので、この方が消費し易いですけれど。
形の綺麗な部分とのし餅は、切って真空パックして冷凍庫へ・・・
餅だらけです。(笑)

餅米を釜で蒸して、100年程になる石臼と重い杵でつくので、この先々、いつまで出来るのか・・・
そんな心配をいつもしています。
息子がついて、主人が臼取りして(私が首が辛くて無理になったので)何とかやっていますが、準備も蒸すのも、人手がないので何から何まで大変です。

下の写真は、鏡餅とのし餅の1部。
大きいのは直径20cm余りです。



11月末の「お火焚き」に餅つき機でついたお餅と違って、このお餅は歯にくっつかないし美味しいです。(^^)




2 件のコメント:

  1. 伝統を大事にしているんですね。
    体力気力がいりますね。
    お子さんたちがつないでくださるのでは?

    あられを油で揚げて食べるのが好きでした。
    子供の時はお雛様の時、色餅をつき
    終わるとあられにして油で揚げて、美味しかった思い出です。

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    1. えむさん

      伝統・・・と言うか、主人の父の代にやっていた事を引き継いでいるだけなんです。
      神仏のお祀りも父の代からです。
      只、お祀りしている数が多くて大変。(>_<)
      主人と私の二人で必死に頑張って守って来たのですが、関連の用事が多くて、このまま引き継ぐのは無理だと思っています。
      悩みます。

      揚げあられは美味しいですね。
      色々違う味にしないと飽きるかな?(笑)
      お雛様の時に、お餅つきされていたのですか?
      知らなかったですね。
      昔って、思い出になる事が色々ありましたよね。

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